ザ・クルセダーズはテキサス州ヒューストンの高校で同級生だったウェイン・ヘンダスン（トロンボーン）、ウィルトン・フェルダー（テナー・サックス＆ベース）、ジョー・サンプル（キーボード）、スティックス・フーパー（ドラム＆パーカッション）が1956年に結成したジャズ・バンドで、1961年にジャズ・クルセダーズとしてメジャー・デビューを果たします。1971年にザ・クルセダーズと改名し1974年にはラリー・カールトン（ギター）が正式メンバーとして加入、既成のジャズにはない新たなジャンルとしてクロス・オーヴァーやフュージョンといったジャンルのパイオニアとして活動しました。このキープ・ザット・セイム・オールド・フィーリングが収録された1976年のアルバム、ゾウズ・サザン・ナイツは全米ビルボード・ジャズ・チャートで2位、ソウル・チャートで9位を獲得した、まさにクロス・オーヴァーなアルバムで、同曲はシングルとしても全米ビルボードR&Bチャートで21位を記録しました。