プラティナム・フックはコモドアーズの弟分というポジションで1978年にモータウンからデビューした7人編成のファンク・バンド。その1作目のアルバムでは彼らの魅力が十分に伝わってこなかったのですが、2作目のアルバム、ウォッチング・ユーは5曲収録のミニ・アルバムの形にもかかわらず、時代に乗った勢いのある楽曲のオンパレードとなりました。ファンク曲はもちろんカッコいいのですが、今日ご紹介するこの曲はステッパーからも人気のあるミディアムで、ダズ・バンドを思わせる歯切れの良いリズムと都会的なメロディが心と体を揺さぶります。それもそのはずでプロデュースにレジー・アンドリュースとリオン・ンドゥグ・チャンクラーが当たっており、これが見事にハマったという感じです。