ララことラ・フォレスト・コープはニュー・ヨーク、クイーンズ出身のシンガー、ソングライター。弱冠9歳でカーネギー・ホールでピアノ・リサイタルを開くほどの才女で名門ジュリアードで本格的に音楽を学び、幼なじみのカシーフらと共に1980年代のニュー・ヨーク・サウンドの担い手となりました。楽曲提供は数知れず、ホイットニー・ヒューストン、グレン・ジョーンズ、メルバ・ムーア、リロ・トーマスなどなど。彼女自身はアルバムを2枚リリースしており、この曲は1991年にモータウンからリリースした2枚目のアルバムからの1曲。作詞・作曲はもちろんララで、キーボードでレネ・ムーアが参加しています。これぞニュー・ヨーク・アーバン・サウンドと呼べるもので、ホイットニーに提供したユー・ギブ・グッド・ラブを彷彿とさせます。最近ではニュー・ヨーク市立大学で教鞭と執っているとのことで、次世代への継承も期待したいです。